TO THE U.K!

創房、初めての国際郵便が
無事に届きました
WS000101

闇月創房の真鍮ブローチが
憧れの英国へお嫁入りしましたデス♪

とても喜んでいただけました

本当に嬉しい!

+++++++

と、夕べ打ち込んでいたら、
ラジオからそのイギリスの
エリザベス女王様の訃報

びっくりした

なんだか言葉が出ない・・・

+++++++

話しを戻す


道のりは、長かった・・・
ように感じたw

けれども
お客様から喜びのメール
(画像付き!)が届いた時
シンドさは充実感に変わりました
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闇月創房ミソサザイブローチ
こんな素敵に使っていただけるなんて

なんという感激!

あまりにも幸せな時間


いままではすべてお断り
してきた海外発送

今回、なぜだか挑戦したくなり
国際郵便EMSデビュー!

この顛末が、どこかで
誰かの参考になれば
と思い、長文記しますw

+++++++

英語で問い合わせのメールを
いただいた時、OKAZUさんは
なんとしてでもお届けしたいという
野心に燃えてしまいました

だって

わざわざ日本語入りで分かりやすく
質問してくれたのデス

創房のECサイトは海外もOKとの
ことで創ってもらったはずだし

新千歳空港のショップやホテルにて
販売させていただいているため
インバウンドが復活したときのために
そろそろ準備しておきたいし

なにより房主はビートルズが大好き

などなどの思惑があったのでw


けれど、目標勾配の遠さよ・・・

目標は見えているのに
難しく考えすぎてしまう
OKAZUさんの悪い癖が発動

・まずは英語でのmailの壁

・そもそも闇月創房の作品は
 イギリスに発送できるものなのか?

・現在の創房ECサイトでイギリスから
 注文してもらうことは可能?

・注文の際の通貨ってどうなる?

・関税ってなに?

・あれ?消費税って?

・・・・・
・・・・・

ギモンがギモンを呼び
アタマぐるぐるしちゃったんだけど
space1-15にはなんと
心強い仲間がいることか!?

思考停止する前にお隣り201号室の
アノラックシティさんに駆け込む!

アノラックさんは主にイギリスの
ヴィンテージを販売しているので
イギリスとのやり取りは日常的

・英語のやりとりは
 日本的な前置きなどは不要で
 シンプルでOK

・郵便局の国際郵便EMSが一番安全

・闇月さんの作品なら問題ないと思う

・内側にプチプチが付いた紙袋でOK

・事前にモノや発送先の情報を
 郵便局の専用ページに入力・印刷

・手描きの発送伝票は受け付けていない

・海外発送っていっても以前より
 本当に簡単になったから
 大丈夫ですよ、できますよ!

・モノによって関税が違うから
 税関に問い合わせたらいい

・消費税もイギリスで購入の場合は
 必要ないはずだけど
 国税局に問い合わせたらいい

などなど心強いアドバイスをいただき
がぜん、ヤル気が飛び出したw


まずは、英語のmail

敬語やら時節のあいさつやら
日本的な言い回しとか、
じゃ、イギリス的な言い回しや
定型文あるのか?などなど
本当に初歩的なことで悩みつつも
まずは日本語で作文

そして翻訳サイトにての英文変換

ここでびっくり!

丁寧語までも和訳する
googl先生の精度!!

どのサイトよりgoogle先生の
翻訳は素晴らしかった


さらにとても参考になったのは
友人も活動している『やさしい日本語』

『やさしいことば』は『やさしい気持ち♪』
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それを信じて自作の文面で返信したら
即お返事がきた!

自分の気持ちが通じた時の
なんという幸福感♪

真心に国境はないんだな
とか感激したりw



次は、発送の問題

調べてみてやっぱり
国際郵便EMSが一番確実、と判断

さっそく郵便局本局に
出向いて訊いてみたけど
ここはカラ振りだった

『隣のカウンターのタブレットに
簡単に情報入力できます
あとの詳細はこれを読んで』と、
郵便局の国際郵便の
WEBページのコピーを渡されて終了

WEBを見てもわからなかったから
窓口に来たのになw

そしてこののち
タブレット入力が
簡単ではないことも体感するw

でも、持参した作品(送りたい作品)
を見せた時、ダメとか無理、
という反応はなかったので
『闇月創房の作品は
イギリスに発送できる』と確信できた

さらに
『ウクライナ情勢のために
通常より遅延する可能性が高い』
との情報もいただけた

やっぱり、訪ねて行ってよかった


送料は国際郵便の
WEBページにて確認できた

本当は、国際郵便の登録ページも
確認したかったんだけど
発送先住所がわからないと
登録ができないため、
住所を伺うためにも、先に
ご注文をいただいてしまおうと決心する



そうして注文のいただき方へ

通貨の違いとか、住所の入力とか
現状のECサイト(オンラインショップ)
で対応できたらやっぱり安心と思って、
システムエンジニアさんに問い合わせたら
『いろいろと設定が難しいから、
個別対応の方がいいですよ』
とそっけない回答

ん~・・・
個別対応っていったって
通貨の違いはどうするの?

注文内容や発送先を
英語のメールで確認するのも心配

やっぱりクレカ決済ができる
ECサイトを使った方が安心と思い直す


創房で使っているのは
shopifyというプラットフォーム

海外のシステムなので海外通販には強い
ということで導入したんだし、だから
イギリスへの発送ができないはずはない!

(本当はまだまだ海外通販の
予定はなかったんだけれど
新千歳空港のショップやホテルにて
委託販売させていただいているので
いずれは千歳ももっと国際空港として
利便性も上がるだろうしな・・
との遠い遠い目標のためにw)


いろいろ確認したら
なんとかなりそうな予感

自力でがんばって
イギリスの方向けのページを
つくることができた!

・消費税は日本国内での
 売買にのみ発生とのことなので
 税抜き価格に変更

・海外(イギリス)への送料を変更

・商品案内の日本語は、googl先生が
 世界的に有効と判断して
 先方で訳していただければいいなと
 思って、そのまま変更なし

つくってみたものの、
たったこれだけで
イギリスの方から
ご注文いただけちゃうの?

大丈夫????

念のため、
あまり充実していないと噂の
shopifyサポートセンターに
問い合わせてみたらば!?

とても丁寧な回答がすぐにかえってきた!

『このページで問題ありません』と

イギリスのスタッフさんが
OKAZUさんの作ったページで
注文テストまで行ってくれたという

図入りでこまかく説明も

shopify、やっぱりすごーい!

失礼な思いこみ
申し訳ございませんw



それから税関にも電話してみた

・海外へ発送したものには
 関税がかかるけど、
 それがいくらなのかは
 日本ではわからない

・イギリスの税関で中身をチェックして
 関税がかかることになった場合は
 イギリスの配達会社がその関税を
 代引きで徴収する

と教えてくれた

けど、税関の職員さんの応答も
心もとなかったなぁ(笑)


関税についてはコチラからお客様に
お伝えできる情報もないので
あえて触れないこととして
さっそくイギリスのお客様へ
準備万端と英語でメール

ウクライナ情勢のための
遅延のことも追記


なんとその日のうちに
ご注文と感謝のメールを
いただいてしまった!!♪

ていねいにていねいに
進めてきた仕事が
実を結んでいく感じ
ものすごい充実感



でもまだ油断はできませぬ

いよいよ発送!

何が何でも
無事にお届けするのだ!
との意気込みw

自宅PCより国際郵便サイトに
情報を登録してみる

ECサイトにいただいた住所を
コピペできるので間違うリスクは減少

その他、送りたいものの内容とか
重量とかを入力すると送料も表示される

事前に確認した送料に間違いなかった

でもこの国際郵便マイページ、
入力方法の説明ページもあるんだけど
なんとなく足りない

hsコードって何だろう?

なんちゃら番号???

任意の項目だったし
法人でなければあまり必要ない
情報らしいので、入力しなかった

(ちゃんと届いたから、
入力無しでよかったのかも?)

(や、hsコードを入力しておけば
もっと早く税関通過できたかも?)


なんとかかんとか、入力完了

で、印刷

印刷???

ここでまたOKAZUさんは
思い込みにとらわれてしまった

発送には、あの複写式の
伝票が必要なんじゃない?と

その伝票がないし、
そもそもうちのプリンターでは
そのサイズも複写にも対応していない



翌日、郵便局にいって確認

へー!
A4のPPC用紙に印刷、
で、いいんですね!

登録番号を伝えると
局員さんが印刷してくださった

国ごとに税関などで必要な書類も
自動作成・印刷されるシステム

なるほど、簡単だ

いやでもさ、先に郵便局に確認したとき、
郵便局の窓口のタブレットで簡単に~・・
って言ってたけど、
もう梱包とかしちゃってるんだから、
モノの重さなんてもう量れないし、
住所だって使い慣れていない
アルファベットの直接入力なら
ぜったいに間違ってしまっていたと思う

郵便局が混雑していたら
焦って絶対失敗したとも考えられるし

国際郵便の情報は
自分のPCで入力、
印刷のほうがいいみたい


さてこれでもう
大変なことは終わったんじゃない?

梱包材もゆうちょの
プチプチ付封筒が格安で確実

何枚も印刷された発送書類に
局員さんに指示されたとおりにサイン

『イギリスは税関が厳しいから
書類の枚数も多くて』と局員さん談

5枚くらいサインしたかな?

でもその書類、バラバラですけど
どうやって荷物に貼るの?

と思っていたら、局員さんは
書類をまとめて二つ折りにして
両面テープ付きビニール袋にさっと入れて
荷物にペターっと貼り付けてくれた

あぁ、これなら
複写の伝票なんて必要ないですね

わがまま言って、発送物を撮影w
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そうして送料をお支払いして
いよいよ発送完了!

あとは任せた!
ジャパンポスト様!!



でも待ってるだけって
せつないねw

闇月創房の作品は
いつ、海を渡るのだろう
いつ、イギリスに入国できるのだろう

気が気じゃないw


そうそう
国際郵便マイページの
素晴らしいところもご紹介

希望する配達状況をメールにて
お知らせしてくれるシステム

どこでもそうなのかもしれないけど
けっこう細かく指定できるの

自分と相手とそれぞれに
お知らせしてほしい状況を
選択することができるのも嬉しい

税関で確認中、かどうかは必要ないけど、
発送しました、出国しました、
入国しました、配達完了 を選択して
先方にもお知らせが行くようにしたから
お客様にも少しは安心していただけたかも


お知らせが届くたびに
作品がイギリスに向かっている
ことがわかって楽しくて仕方がない

でもやっぱり
ちょっと時間がかかったかも

これがウクライナの影響?



でもとにかく無事についてヨカッタ

そして喜んでいただけてヨカッタ


お問い合わせをいただいてから
約2週間でお届けできた!


なんてステキな時間だったろう

その間のイギリスの
お客様とのmailのやりとり

最初の問い合わせでは

Thank you very much.
Best regards,

だった結びの言葉が

Many thanks.  Best regards,
Good luck and good health all the time!
Best regards,
Hope you all healthy and happy all the time! 
Many thanks!

なんだかだんだんと
心の距離が近くなっている気がして
感嘆符!も増えて、お客様が
喜んでくださっているのが伝わって
とてもとても嬉しかった
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御協力いただきましたみなさま
本当にありがとうございました


この2週間のシアワセを忘れません!

なんだか初心に帰った気がするのデス

お一人お一人とじっくり関わって
丁寧に作品をお届けできるシアワセ

これからもそうありたいと思います


そして闇月創房の作品が、お客様を
幸せにすることができますように

世界中に創房の作品が旅できることを
楽しみに、コツコツ創っていきます!

いい日和が毎日、日々和!
創房月日譚20220909

++++++++

創房BRASSLIFE-真鍮のある暮らし-
(オンラインショップ)

真鍮 闇月創房
ギャラリー 土日 11-18:00 open

〒060-0061
札幌市中央区南1条西15丁目1-319-203
(space1-15・203号室)

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真鍮 闇月創房(房主)
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old&new 日々和創房(OKAZUmade)

創房90番地(千歳市)

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