くまクラフト展【くまの棲】の
参加作家さんとくまクラフトのご紹介


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特定非営利活動法人
士幌町障がい者支援の会

しほろ ほのぼのホーム共同作業所

《士幌クマ印バッグ》

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当方は就労継続支援B型事業所、
地域活動支援センターを運営しています。

障がいのある方がお仕事をする場所です。

委託作業が主で公園・アパートの清掃や、
町内の事業所から頂いたお仕事をしています。

ですが冬場は作業が減ったりと、
何か自分たちの力で稼げるものを、と
自主製品の開発を考えていたところでした。

たまたま旭川に出かけた際、
農家さんのカフェで米袋で作られた
クラフトバッグを知りました。

これならほのぼのホームで作れるのでは?と。

地元の「士幌町」で検索したところ
斬新なクマ印のデザインを発見!!

 そこから、「クマ印士幌でん粉」を
生産しているJA士幌町に連絡をとり
話を進めていきました。

工場内で生産の途中、袋に傷が付いた等
結構なロスが出て全て破棄していたとのこと。

袋を無償で提供頂けることになりました。

使用済みの袋をまずきれいに掃除して型どり、
裁断、縫製、塗装と工程をわけて
日々せっせと製作に励んでいます。

また、現在は士幌町内のみの販売ですが、
初めての札幌進出ということもあり
くまの棲への参加を楽しみにしています。

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くまクラフト
《士幌クマ印バッグ》について
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JA士幌町で使用済みとなった
「クマ印士幌でん粉」の袋を
再利用して作りました。

耐久性と撥水性に優れた紙袋を使用。

表面には柿渋を塗布してあり、
時間の経過とともに風合いの変化を
楽しむことができます。


《レプリカバッグ/サコッシュ》

士幌クマ印バッグのデザインを
シルクスクリーン印刷で再現しました。

手刷りのため
一点ごとに風合いが異なります。

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なぜ、士幌町のでん粉袋に
熊の絵が描かれているのでしょう?
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実は、なんと!
でん粉工場の初代工場長さんのお名前が
「熊沢さん」とおっしゃるんだそうです。

そのお名前にあやかって
「クマ印」となったそうです。

さらに木彫りのクマの絵は
当時の工場職員さんが描いたとのこと!

北海道だから、という理由での
熊や鮭ではない由縁に驚きましたが、
この紙袋にこんなステキな背景がある
ことに、とても嬉しくなりました。

しかしながらこの「クマ印」は
業務用でん粉袋のため
一般の市場にはほとんど
出回ることはありませんでした

ですので、1970年代前半に誕生した
伝統あるこの「クマ印」銘柄が
このような形で世に出ることになり
ますますぜひ作らせて頂きたい!!と
思いを強くしています。

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創房BRASSLIFE-真鍮のある暮らし-
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真鍮 闇月創房
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